日付順タイトル一覧 »

このブログの記事を検索

2007年10月19日

The Book Il Divo セバスチャン。

By marfua 2007年10月19日 00:35

セバスチャン
〜わが人生に、悔い無し〜

幼い頃、私たちの家族は金銭に恵まれていませんでした。一度だけ、食料を盗もうという強い衝動にかられたことさえありました。そんなわけで、最近このことを新聞記者に話したところ、インタビュー記事の見出しはこんな風に飾られていました。「Il Thievo(盗人野朗)」(注:DivoとThiefをひっかけて) 余りに巧妙な語呂合わせなので、全く気になりませんでした。そうはいっても、今の生活、そして将来への展望は、子供と言う立場で体験した辛い日々に、根付いています。そして、幼い頃の記憶は、決して完全に消え去ることは無いと、今は認識しています。過酷な歳月は、傷痕を残しますが、その一方で、人を逞しくします。そして、このような痕を負ったからこそ、今日の自分があるのです。

中略

108頁
母はほんの18歳で私を産み、そして(私が六歳のとき)父は母の下を去ってからと言うもの、彼女には自分のための人生と言うものはありませんでした。母が私のために犠牲にしてきたこと。このことを、私は自分の成長過程で、片時も忘れることはありませんでした。私の手元に多くの現金が入ったとき −それは、IL DIVOに名を連ねたときですが− まず、私の頭に浮かんだことは、母に経済的援助ができると言うこと、そして彼女の借金を完済できるということでした。また、猫好きの彼女に子猫も購ってやりました。こんな親孝行を母に出来たので、私はとても幸福な気分になったものです。  

中略

129頁
IL DIVOの仕事の内定を頂いたとき、私のマネジャーは「セバスチャン、やめておけ。君のセカンドアルバムは、とってもいい出来じゃないか。出世しようという、そんな渦中じゃないか。自分の路線を今、変えるときじゃないし、フランスでのコネを失う場合じゃないよ。」 

内定を受理するのは、清水の舞台から飛び降りるような決心でした。開始早々、家族や友人と分かち合った時間を犠牲にしなくてはならないと言ったような、自分の生活の基盤が、物凄く変化すると言うことに、気がついたからです。しかし、この決断を下したことは −当時の恋人で、僕の人生の中で、重要な位置を占めているキャサリンの支えが、大きかったのですが − 「わが人生に悔い無し」の事例のひとつと言えるでしょう。こんなことを覚えています。ロンドンに滞在した第一週目のこと、私はキャサリンとマネジャーに電話を入れました。最愛の人たちとこんなに離れていられないよ、と。すると、キャサリンは即、ロンドンへやってきました。彼女は、ロンドンに滞在しなさいと、私を励まし、とてもすばらしい援軍となりました。私には、こんな確信があります。私たちの人生において経験したもの全てが、今、ここにある自分を形作っている、と。勿論、かつては、幸せな幼少期をよく夢想したものですが、しかし、そんな幼少期を送っていたら、今の自分はないだろうと言うことも、分っていたのです。だから、私はいつもこの考えにいたるのです。「わが人生に悔い無し」と。



カテゴリー: 2007-10-2Il Divo
コメント

うぅ〜涙が止まりません
今まで以上に愛しいセブ!
いつまでも応援してるから

投稿者 yoshiko : 2007年10月19日 09:49

まーふぁさん、KAOさん、ありがとうございます。
抜粋でも、感動して読みました。
こんなにぎっしりつまった本が手元にあるなんて・・・
自力では読めないけど、読む努力をしてみたいと思いました。翻訳判が1年遅れぐらいででないかしら。

セブに逢いたいですぅぅぅぅぅぅぅ。

投稿者 日本花子 : 2007年10月19日 23:30

なぜ、そんなに支えてくれたキャサリンはセブを捨てて
しまったの?書いてあるのかな?それともそれは秘密?
別れたってしょげかえってたよね?誰か教えて〜!
セブママは猫好きか、のらと仲良くなれるナ。

投稿者 のら : 2007年10月20日 01:30

最近あたしうすうすわかってきたことを、セブはあの若さでさらっと言ってる!さすがや!セブ応援しとるでえ!今からでも遅くない、キャサリンのとこ、戻りい!

投稿者 minami : 2007年10月20日 11:04

セブとお母さんって18しか離れていないのね。うらやましい!でもものすごく苦労したのですね。セブはレネともう婚約してしまったし、キャサリンはもう戻ってこない、、、!でもなかなか結婚しないところをみるとなにか内輪もめでもしているのかな?

沙羅支那

投稿者 沙羅 : 2007年10月21日 10:23

yoshikoさん>
その涙、セブがそっとふいてくれるわ!!!

日本花子さん>
こういうときこそ、力がつくんです!
セブのために、ぜひ英語版にチャレンジして〜!

minamiさん>
辛いときに支えてくれたキャサリンと別れた理由は本には書いてないんですが、以前のインタビューでセブは束縛されるのが嫌だと言ってましたね。
それが全部の理由じゃないとは思いますが・・・。

沙羅支那さん>
羨ましいって、親子だし。(笑)
結婚は式を挙げるのが来年というだけで、ほぼ事実婚なので、フランス人的には問題ないと思いますよ。でもオースオラリア人的には入籍したいかな?

投稿者 まーふあ; marfua : 2007年10月22日 17:22